愛があなたを見捨てたとしても
恋愛(ピュア)
3
青空美柑/著
- 作品番号
- 1682111
- 最終更新
- 2022/11/21
- 総文字数
- 12,402
- ページ数
- 23ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 328
- いいね数
- 3
「…名前、何ていうんですか」
「……せんじゅ」
良い名前ですね。
そう紡いだ言葉は、彼の中では禁句だった。
「ハンバーガーひとつ、下さい」
口数の少ないバイトの常連
羽島
×
「以上でよろしいですか?」
バイトで家計を支える少女
清水 琴葉
「んっ、…!」
初めてのキスはちょっぴり痛くてとても熱くて、
「これが愛ってやつ?」
「答えろよ、琴葉、」
苦しそうに顔を歪める彼は、たったひとつの感情を忘れていた。
もし良ければ、夕飯食べていきませんか。
雨の日に出会った、私だけのお客さま。
怪物のようにギラギラとした眼は何も写していなくて、
その瞳の中には、深い深い闇が広がっていた。
(本文より)
「……せんじゅ」
良い名前ですね。
そう紡いだ言葉は、彼の中では禁句だった。
「ハンバーガーひとつ、下さい」
口数の少ないバイトの常連
羽島
×
「以上でよろしいですか?」
バイトで家計を支える少女
清水 琴葉
「んっ、…!」
初めてのキスはちょっぴり痛くてとても熱くて、
「これが愛ってやつ?」
「答えろよ、琴葉、」
苦しそうに顔を歪める彼は、たったひとつの感情を忘れていた。
もし良ければ、夕飯食べていきませんか。
雨の日に出会った、私だけのお客さま。
怪物のようにギラギラとした眼は何も写していなくて、
その瞳の中には、深い深い闇が広がっていた。
(本文より)
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