光を掴んだその先にあったもの。
それは───…
『あんま可愛いこと言ってると
襲われても知らねえぞ。…俺に』
『…いや、なんかムラッときた。
いいな制服』
『安心しろ、今はまだ見ねえよ。
…多分見たら抑える自信ないしな』
それはバニラアイスよりも
ずっとずっと甘くてとろけてしまいそうな
俺様若頭の溺愛が待っていました───。
*
極道組織“天鬼組” 一人娘
天鬼 絃─Amaki Ito─(17)
×
俺様甘々溺愛 若頭
那岐 絃織─Nagi Iori─(24)
*
『お前が高校を卒業したら───…
ここで、一緒に暮らさないか』
これは光を掴んだその先の、はなし。
『久しぶりだな、那岐 絃織。
あたし達は高校の同級生なんだ』
新たなライバル現れちゃったり…
『俺、───…好きな子が出来ちゃったみたい』
新しい恋が生まれちゃったり…
『…俺だってお前が思ってるほど大人じゃねえよ。理性なんかギリギリだ。
…だからさっさと俺に───…』
『───…優しくしてやれねえからな』
俺様な若頭にドキドキしちゃったり!?
*
*
『なに、結局就職にしたの?
那岐 絃になるんじゃなくて?』
『……敗北を味わったんだってば』
『とうとう負け認めちゃったしこの子』
光を掴んだその先に。─After story─
*
*
この作品は『光を掴んだその先に。』
続編となります。
前作をお読みになってから開いてください。
ケータイ小説 野いちご

作品番号
1633444
最終更新日
2021/4/17
光を掴んだその先に。─After story─
◇理人◆/著
ジャンル/恋愛(純愛)
180ページ 完
PV数/268,956・総文字数/112,504