きみの手のひらで、僕はおどる。
恋愛(その他)
完
1
薫いちか/著
- 作品番号
- 1624652
- 最終更新
- 2020/12/25
- 総文字数
- 6,026
- ページ数
- 11ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,454
- いいね数
- 1
きみは知っている。
僕がどれだけ、きみのごめんに弱いかを。
かわいくごめんねと言われれば、
なんだって許せてしまうけど。
…許してみせるから。
お願い、どうか。
僕だけをみて。
【きみの手のひらで、僕はおどる。】
きみをトクベツにするのは、
僕だけで。
2020.12.24 open
この作品の感想ノート
薫いちか様
はじめまして。タイトルに惹かれ、こちらのお話を読ませていただきました!
おどってる。おどらされてるし、自ら華麗なステップを踏んでおどっている。
読了後、まずそう思い、笑みが漏れました。なんてかわいいふたりだろう、と。
ラストシーンは、美しいドレスコードを身にまとい、満天の星空の下、月明かりを浴びておどるふたりを、なぜか自然と想像しては愛おしく思いました。
どこかにいる恋人のワンシーンを、覗き見したかのような気分です!
かまってくれないと拗ねる彼氏に、そんな彼のためにサプライズを用意する健気な彼女。星くんと月ちゃんの関係性が、たった数ページの中にありありと感じられました。本当にお似合いですね♡
月と星。実際の夜空でも切っても切れない、きれいな存在。
ふたりもまさにそうだと思いました。月がきれいだから、星もきれいだし、月がきれいじゃなくても、星はきれいだねと笑ってきれいに光るんだろうな、と。
そんな妄想をしては、月ちゃんと星くんにまた、静かな夜の始まりに会いに来たいなと思いました。
すてきなお話をありがとうございました。
ふたりに出会えて幸せです❁⃘
マポンさん
2021/08/12 16:04
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