中学校1年生、夏休みの最終日。
花火大会の会場で、とある男子と出会った。
「もしかしてお前、迷子?」
「ち、違うもんっ!
中学生にもなって迷子なんてならないもんっ!
ちょっとはぐれちゃっただけ!」
「……中学生にもなって、それって立派な迷子じゃねーか」
そんなこんな言いながら、彼はあたしと居てくれた。
一人で心細かったあたしは、意地悪を言いながらも優しく接してくれる彼と一緒に花火を観たんだ……。
ケータイ小説 野いちご

作品番号
1615853
最終更新日
2020/10/28
鈍感ちゃんと意地悪くんの出会いの物語
浅岡 きいか/著
ジャンル/恋愛(学園)
100ページ 完
PV数/60,932・総文字数/34,259