君と一緒に過ごした日々。
たくさんの笑顔と涙を共有して、
色とりどりの思い出を積み重ねて、
ふたりの絆は、どんどん強くなった。
手を離すと決めたのはわたし。
誰よりも大切な君のためにできることは、
それしかなかった。
君を思い出すたびに、胸が痛くなる。
息ができなくなるほどの、
この痛みこそが、わたしたちが一緒にいた証。
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ノベリスト
みのり from 三月のパンタシア
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三月のパンタシア
楽曲×小説連動企画スタート
2017年6月30日より連載開始!
書籍版はスターツ出版文庫より
2017年8月28日発売決定
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好評発売中
あらすじを見る
海辺の街に住む、17歳のくるみは幼馴染の凪に恋している。ある日宛先不明の手紙が届いたことをきっかけに、凪には手紙に宿る“記憶を読む”特殊能力があると知る。しかしその能力には、他人の記憶を読むたびに凪自身の大切な記憶を失うという代償があった―。くるみは凪の記憶を取り戻してあげたいと願うが、そのためには凪の中にあるくるみの記憶を消さなければならなかった…。記憶が繋ぐ、強い絆と愛に涙する感動作!