いつか、雨上がりの虹の先で
恋愛(ピュア)
完
0
砂倉春待/著
- 作品番号
- 1427914
- 最終更新
- 2017/12/20
- 総文字数
- 19,745
- ページ数
- 56ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 5,437
- いいね数
- 0
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二度と会えないと思っていたきみの笑顔に
もう一度出会えた
目が合って
名前を呼んだら応えてくれる
それだけで胸がいっぱいになって
嬉しくて
悲しくて
雨が降るみたいに
涙が溢れたんだ
:
+
*
+
:
°
きっとこれは
五月雨が起こした
かけがえのない奇跡
* * *
野いちご10周年記念の限定小説です。
小説を読むためのパスワード取得方法は、5月30日(火)に野いちご10周年ページにて発表予定です。
* * *
\レビューありがとうございます/
夢雨様
目次
-
いつか、雨上がりの虹の先で
-
しとしと、降る雨
-
ひりひり、痛む傷
-
はらはら、解ける糸
-
ゆらゆら、揺れる心
-
きらきら、晴れる空
-
-
あとがき
この作品のレビュー
2017/06/16 14:49
投稿者:
夢雨
さん
五月雨の奇跡
ずっと好きだったあの人は、わたしを置いてどこかへ消えてしまった―― 田舎の街で出会った、幼いふたり。退屈な街で同じ時間を共有していくうち、幼かった男女はいつしか惹かれあい、当たり前のように恋をしあった。 雨のあと、虹のかかるこの場所で、伝えたい想いがあったんだ。――たとえ、この世界で、その気持ちが叶わなくたって。 最後のどんでん返しに鳥肌と涙が止まりませんでした。ふたりの想いが起こしたこの大切な奇跡が、繊細な文章に乗っかって、じわじわと胸に広がっていく。 苦しいけど、それだけじゃない。人の想いが起こす奇跡を信じたくなる、そういう素敵なお話です。
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