プロフィール
美森 萠
【会員番号】521579
ご訪問ありがとうございます。
美森 萠(ミモリ メグム)と申します。
『心に残る恋愛小説』の創作を目指して執筆活動をしています。
書籍化作品
『イジワル御曹司様に今宵も愛でられています』『Love me,I love you』『幾つかの夜、幾つもの朝』発売中
美森 萠(ミモリ メグム)と申します。
『心に残る恋愛小説』の創作を目指して執筆活動をしています。
書籍化作品
『イジワル御曹司様に今宵も愛でられています』『Love me,I love you』『幾つかの夜、幾つもの朝』発売中
作品一覧
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2021/05/16 21:30
完結おめでとうございます。
皆さん感想ノートやレビューに書いていらっしゃいますが、私もこの作品を日々楽しみにしていた一人でした。 他の読者さんと同じく、更新がないか日に何度もサイトを覗いていました(笑) くっつきそうでなかなかそうならない二人がもどかしくじれったく、続きが気になって仕方がなくて、連載中はすっかり夢中になってました。 結末まで読めて嬉しい気持ちと、終わってしまって寂しい気持ちが半々……。いや、今は寂しさが勝っているかな。 これからも志緒さんの作品を楽しみにしています!
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2017/03/18 00:06
取り戻したい、柔らかな心
大人になり日々に流され、いつの間にか彼女は体の外側に自分と外界とを隔てる薄い膜を張っていたのですね。 その膜は色々なものから自分を守ってくれる。その代わり、心の動きが鈍くなって、何かに大きく心を動かされることもない。恋人の存在すらどこか不確かで、関係はどんどん深くなっていくのに、彼女の心はちっとも追い付けない。 その膜が剥がれかけた瞬間、偶然に飛び込んで来た彼。 ありのままを受け入れられ、彼女の固まっていた心が再び音を立てる。 そのシチュエーションと心の描写が秀逸で、私の心もふわりとほどけたような感覚がしました。 彼と会う前、彼女がファンデーションで化粧直しをせず、敢えてパウダーだけで済ませていたのは、その膜を破りたい、破って欲しい、外の世界でまた息をしたい。その願望のあらわれのように私には思えました。
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