重いテーマだったせいもあり、とても考えさせられる作品でした。
生まれてくる意味。
生まれてきた理由や経緯。
瑞穂と七都、それぞれの気持ちを思うと、切なくてたまりません。
親には親の事情があり、その全てをたった15歳で背負うことも理解することも難しい。
でも、生まれてくる子供に罪はない。
精一杯子供達を愛そうとし、それが少し間違った方向に行ってしまっても、子供達を思ってるからこそのこと。
身近な人以外、瑞穂にはすべて穴顔に見え、表情のわからない世界で生きることは、想像を絶する辛さがあったとおもいます。
目に見える世界以外にも、たくさんの意味があることを、教えてもらえるような、そんな素敵な作品でした。
どうか瑞穂、そして理香子さんを含めた家族が、これからたくさん幸せになれますように。