―もっと、刺激的な恋を。―

『何か、お困りのようですね？』 "九尾の狐"の少女 × 何かを忘れた平凡な青年 『なぁ、俺は何を忘れてるんだ？ お前は、それを知ってるんじゃないのか？』 『……さぁ。身に覚えはありませんが』 それは、貴方を守るためについた嘘。 貴方が人間として生きるための、嘘。 こちらがわを、貴方は知らなくていい。 妖怪の世界を知る必要など、貴方にはない。 ｰｰｰ 和風ファンタジー。 2018年5月19日　連載スタート。

まだ言えない、小さな初恋の気持ち。 私はね、君が大好きなんだ。 それが言えたなら、どれだけいいのだろう。