―もっと、刺激的な恋を。―

｢高嶺の花｣ ずっとそう言われてた私 まぁ、しかたがないよね？ この容姿だもの？ 私が本気出せば落ちない男なんていない そう思っていたのに なんで？ なんで君は振り向いてくれないの？ ｢眼中にないんだけど？｣ ｢なんで１回振ったのにそんなにしつこいわけ？｣ 今まで言われたこともない言葉 私は高嶺にいるはずなのに 君には手が届かない... きっと君は高嶺よりも もっともっと高いところにいるんだね... 一生手が届かないようなところに...

だって友達だから いつも私は君の恋を助けていた それは君の幸せは私の幸せだから なぜかって？ それは 君が私の大切な友達だから そう思っていた なのに 紹介したのは自分のはずなのに その人にふれてほしくなくて でも ふたりの後ろ姿をながめてることしかできなくて 神様 このもやもやしたものが恋ですか？ それとも ただ大切な友達をとられたから？ その答えは知ってるはずなのに 私の口から君に向けて出てくる言葉は やっぱり ｢友達だから｣