紫 音さんの作品一覧

きみの隣
紫 音/著

総文字数/145,588

恋愛(ピュア)87ページ

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【湊(みなと)】  央より少し落ち着いた、寡黙で不器用な青年。昔から央を守ることを当たり前のように続けてきたが、その感情が家族愛ではないことを認められず、長い間ひとりで葛藤してきた。感情を言葉にするのが苦手で、「好き」の一言すら簡単には口にできない。しかし、態度や行動には誰よりも深い愛情が滲んでいる。慎重で責任感が強いが、央のことになると冷静でいられなくなることもある。 ✖️ 【央(ひろ)】  素直で感情表現が豊かな青年。幼い頃から湊に懐いており、思ったことをそのまま言葉にする性格。無邪気に「好き」を伝え続けるが、その想いが恋だと自覚するまでには時間がかかった。少し鈍感な一面があり、周囲から向けられる好意にはなかなか気づかない。明るく人懐っこい反面、好きな人の言葉や態度に一喜一憂する繊細さも持っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「好き」の重さは、いつだって同じとは限らない。 無邪気に想いを伝え続ける央と、その言葉を受け止めきれずに立ち止まり続ける湊。 血の繋がらない義兄弟として育った二人は、変わっていく関係と変わらない日々の狭間で、何度もすれ違い、傷つき、それでも互いを想い続ける。 伝えたいのに伝えられない気持ち。 失いたくないからこそ、拒絶してしまう弱さ。 「普通の幸せ」と「自分だけの幸せ」の間で揺れながら、二人が長い遠回りの果てにたどり着く答えとは————。 これは、不器用な二人が同じ温度で「好き」を伝え合えるようになるまでの、長い恋の物語。
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