金澤秋成さんの作品一覧

ウルウセカイ

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 代わり映えしなかった日常 誰もいない放課後の美術室 あの日はいつも通り部活で絵を描いていました。 その時聞こえた不思議な声。 『このセカイはまだ足りない。セカイを作れるソウゾウが』 それは、変な噂のある、使われていないごみ箱の方で。 僕は不思議に思ってそれを見る。 「…?なんか、真っ暗……」 底知れぬ暗闇が続くごみ箱。それは今僕が置かれている状況と似ている気もする。 そこ知らぬ彼らからの圧力に押し潰されそうな毎日。 もし不思議の国のアリスのように穴に飛び込めたら、どれだけ良いだろうか? 叶うはず無いのに、まだそんな希望を持つ自分がそこにはたっていた。 「っ…馬鹿な事考えてないで支度してかえr__ 「あっ」 僕はこの時、創造力と理想、その他諸々の儚さを悟り、暗闇に身を放つ事になってしまった。 まさかこれが、自分を変えてしまう事とも知らぬまま___。
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