―もっと、刺激的な恋を。―

ㅤ黒髪に三つ編み、分厚いメガネ。スカートをおるなんて絶対しない。化粧したってリップを塗る程度。そんな模範的な優等生『石神薫』。彼女には誰にも言えない秘密がある。 ｢湊さん！大好きです！愛してます！♡｣ ｢今日も素敵ですね、でも夜更かしは良くないですよ！今日いつもより2分起きる時間遅かったですよね。｣ ｢湊さん。湊さん！湊さん！！私だけ見てください！ずうっと、ずっと♡｣ 彼女の正体はなんでも有りのストーカー！？ ｢今日も元気がいいね、僕も好きだよ。｣ ｢見たいテレビがあったんだよね、恥ずかしい。｣ ｢うーん、その熱量。他のことにいかせたらいいのにね。｣ 付きまとわれるのは脱力系無防備男子の『鷹凪湊』。ストーカー行為には全く気づかずのらりくらりと薫の攻撃（？）を回避する。 この二人の行き着く先は！？

私は小さい頃から幽霊が見える。 だから、幽霊なんてちっとも怖くない。 幽霊なんて普通の人間と同じだ。 私は今日も幽霊と言葉を交わす。 「こんにちは、祥太郎さん。」 幽霊が見える少女、朔弥 「あぁ、朔弥は今日も可愛いな。」 戦争で死んだ軍人、祥太郎 怖がりのあなた、 少し覗いて見ませんか？