砂川雨路さんのレビュー一覧
こんな初恋いいな。 思わずそう呟いてしまいたくなる作品です。 柔道部の見た目は怖そうな大熊くん、クラスメートの小さくて可愛い亜由美ちゃん。 小さなきっかけが重なって育っていく恋に、 青春時代の些細で愛しいドキドキを重ね、胸が熱くなりました。 『最強』、言い得て妙です。 ささやかで可愛い恋にある、無敵の輝きを見せていただきました。 最高です。
こんな初恋いいな。
思わずそう呟いてしまいたくなる作品です。
柔道部の見た目は怖そうな大熊くん、クラスメートの小さくて可愛い亜由美ちゃん。
小さなきっかけが重なって育っていく恋に、
青春時代の些細で愛しいドキドキを重ね、胸が熱くなりました。
『最強』、言い得て妙です。
ささやかで可愛い恋にある、無敵の輝きを見せていただきました。
最高です。
図書館司書の翠と会社員の颯太。
仲良し夫婦は仮の姿で、実はFBI捜査官と保護された被害者という……。
いきなりすごい設定ですが、中身がとにかく面白いです。
次々現れる変わった敵たちを颯太と一緒に警戒し、ふたりの気持ちに変化がと思ったら、真の敵が!
どうなっちゃうの!?とページをめくり続けること数時間。完全に時間を忘れていました。
ジェットコースターみたいな展開に、絶対夢中になれます。一緒になって闘ったような読後感をぜひ味わってください!
そうようままさん、天才!
保健室には秘密がある。
貧血持ちでベッドの常連女子生徒・小唄と、人気者の教師・市野。二人の関係は教師と生徒のはず。しかし、市野には小唄に近づく理由があるようで……。
王子のキスでも眠り姫は目覚めない。いや、本当に眠っているの?事実と虚構と行き止まりに似た恋愛感情が交錯する感覚がたまらない。
違和感、不思議バリバリで読みだしたら止まらず、あっという間に読破!
本当に兎山さんの作品はパワーがある。魅力がある。
今回も堪能しました!
美術部員の陽鶴は同級生カップルと交通事故に巻き込まれます。
目覚めた時、生き残っていたのは自分とカップルの彼氏・園田。彼女・美月は死んでしまう。しかし、陽鶴の目の前には、死んだはずの美月の姿が……。
死んでしまった美月の心残りをなくそうと、奮闘する陽鶴。愛する人をすべて置いていかなければならない美月。美月を愛していながら、その姿が見えない園田。3人を支える穂積。
眩しく切なく何度も涙しました。苦しくて、一度読むのを中断しなければならないほど。
絶望的な状況なのに、4人の関係はささやかな幸福感と喜びに満ち、愛しい日々でした。やがてくる別れ、陽鶴が彼女のためにできたこと、そして最後の選択。
どうか、ご自分の目で確かめてほしいです。
誰も悪くないのに、抗えない状況はやってくる。それを残酷ではなく、繊細に、美しく切り取った苑水さんの筆力に脱帽です。
幼馴染の律と優衣。 同性の親友のような居心地のいい関係を、揺るがす事件が起こります。 独特の切り口が面白く、幼馴染というあるある設定が逆に新鮮なのはさすがです! 俺様でも天然美少女でもないフツーの少年少女が、悩み苦しみ、じたばた足掻く。そこがいい! 一緒にいることが当たり前だった2人が、別の方向を向いた時、本当に大事な気持ちが見えてきます。爽やかな結末を、ぜひ見届けてください。
幼馴染の律と優衣。
同性の親友のような居心地のいい関係を、揺るがす事件が起こります。
独特の切り口が面白く、幼馴染というあるある設定が逆に新鮮なのはさすがです!
俺様でも天然美少女でもないフツーの少年少女が、悩み苦しみ、じたばた足掻く。そこがいい!
一緒にいることが当たり前だった2人が、別の方向を向いた時、本当に大事な気持ちが見えてきます。爽やかな結末を、ぜひ見届けてください。
妙齢になったら可愛いものは封印。 趣味ブログでストレス発散中の那奈さんには何となく気になる人がいます。 年下イケメン斉木くんと、ダサくてチェリー(推定)の嶋本主任。 ガンガン責める若さはなく、ガンガン責められると引いてしまう。微妙なお年頃は難しいのです。 これは、ひとりの女子の好きなもの探しのストーリー。ほんわかしつつ、やきもきしつつ、わかるわかると共感できる世界観。 アラサーを書かせたら天下一品の実花子さんのワールドにひたってください!
妙齢になったら可愛いものは封印。
趣味ブログでストレス発散中の那奈さんには何となく気になる人がいます。
年下イケメン斉木くんと、ダサくてチェリー(推定)の嶋本主任。
ガンガン責める若さはなく、ガンガン責められると引いてしまう。微妙なお年頃は難しいのです。
これは、ひとりの女子の好きなもの探しのストーリー。ほんわかしつつ、やきもきしつつ、わかるわかると共感できる世界観。
アラサーを書かせたら天下一品の実花子さんのワールドにひたってください!
突然恋人も住むところも失った白路。街をさまよう白路を温めてくれたのは、小料理屋四宮の主人・眞人でした。
そこから始まる主人と飼い犬という立場の不思議な同居生活は、もう一人の“飼い犬"梅之介とともに、穏やかに過ぎていきます。
やがて明らかになっていくそれぞれの過去の傷。三人が各々痛みを乗り越え、一歩進む時、この居心地のいい関係は崩れることに……。
冒頭がすでに別れのシーンで、この切なすぎる別れにどう繋がっていくのだろうと引き込まれます。三人の過ごした小料理屋四宮は、居場所を失ったことのある彼らの避難場所であり、力をなくした心を守る巣のような場所だったのかもしれません。三人の互いを想う気持ちが純粋で、青春時代のひと時を見たように胸が熱くなりました。
また、描かれる温かで繊細な料理の数々も、素晴らしいエッセンスだったと思います。
羽を寄せ合った鳥たちの再生の物語。絶品でした!
終わった恋にまつわる執着の表現が素晴らしいです。
優しくセンチメンタルではない、生々しい温度を感じるような彼の視線。
最低なはずの彼の情欲を垣間見ると、女としてぞわりとするものがあります。
小鳩さんの短編が非常に面白いのは、見せ方を知っているからでしょう。
いつもの教室と走る戦慄の対比。呑気な友人と彼の本質の対比。
とてもお上手です。ぜひ、多くの方に読んでほしい!
あくまでビジネスでオネエキャラな長谷川君が、昔気になっていた藤浦さんに再会。さて二人の関係はどうなる!? 長谷川君がとにかく面白いキャラです。適当なのに、実は一途で頑張り屋。そしてヒロイン藤浦さんは天然ちゃん。普通はイラッとくる天然ちゃんですが、彼女は可愛いんです! カフェで始まるオシャレというより地道な恋物語! 多くの方に読んでほしい!
あくまでビジネスでオネエキャラな長谷川君が、昔気になっていた藤浦さんに再会。さて二人の関係はどうなる!?
長谷川君がとにかく面白いキャラです。適当なのに、実は一途で頑張り屋。そしてヒロイン藤浦さんは天然ちゃん。普通はイラッとくる天然ちゃんですが、彼女は可愛いんです!
カフェで始まるオシャレというより地道な恋物語!
多くの方に読んでほしい!
親同士の不貞によって出会う莉子と湊。
互いの家族を守るために奮闘する二人は、憎しみや怒りを超え、やがて惹かれ合うようになります。
その時、家族はどんな結論を出すのか……。
テーマは親の不倫という悲しく重たいものですが、中めさんのコミカルで軽快な文体から、そう感じません。実力のある作家さんゆえできることです。
読んでいくうち、滑稽さの内にあるそれぞれの切ない感情に胸が熱くなります。
この物語の底辺に流れるのは家族愛です。嫌なところも良いところも家族。離れても近くにいても家族。
そんな風に思わせてくれる素敵な作品です。
独身女性の孤独、寂しさ。 些細なひがみや、かすかな期待と勇気。 面白いのに、苦くてほろっと切ないお話です。 大人女子はぜひご一読ください。
独身女性の孤独、寂しさ。
些細なひがみや、かすかな期待と勇気。
面白いのに、苦くてほろっと切ないお話です。
大人女子はぜひご一読ください。
私もかつて、書きたくて読んでほしかった子どもでした。
この場は大きな文芸部。
なるほど!
だから、みんなで読み合い、評価し合う。
ケータイ小説への一考察。
素敵なエッセイです。