祠さんのレビュー一覧

★★★★★
2008/11/18 14:58
祠評価:★★★★★★

物語の着眼点から、オチに至るまで。 これは、ちゃんと神経の通った、面白いホラーだと思います。 もちろん。 読んだ人には、極上の恐怖がやってくること、うけあいです。 短編ですぐ読めます。 ぜひ、あなたもご一読してみてくださいね♪

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★★★★★
2008/07/17 15:56
祠評価:★★★★★★★★

アイデアの勝利です。  冷静に読めば、ストーカージャンルの王道のような話ではありますが。 淡々と無機質に繰り広げられられたこの手法は、僕は今まで読んだことが無く、最後まで目が離せませんでした。 読み手である「自分」もまた。  事件の目撃者となるようで、とても素晴らしい作品だと思いました。  本当に面白いです。  皆様。  一気読み確実なので、時間のある時に、お読みください。

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★★★★★
2008/07/11 19:10
祠評価:★★★★★★

美しき時代絵巻 闇がまだヒトと近かった頃 アヤカシとヒトとの攻防は ただ、ただ、美しく、悲しい。  文章的には中盤あたりが、やや重い感じがします。  が。  読者を物語に引き込む、はじまりと。  後半の美しさ。  特に、繰り返されるセリフは、絶品です。  10ページと手頃なので、是非どうぞ。

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★★★★★
2008/06/23 16:15
祠評価★★★★★★★★

完読のあと。  目を閉じると、深い森が見えます。  そして。  静かな、歌声が。  永遠に生きては、死にを繰返す、命の歌声が、聞こえてきます。  ページ数の割には、出てくるキャラクターの数が多く、もしかすると、読み進めていくうちに、多少混乱を招くかもしれません。  しかし。  それぞれが、魂の歌声を上げる、キャラクターたちの生き様は。  きっと。  あなたの心を捉えて離さないでしょう。  僕は、この物語を自信を持って、オススメします。  第三回、小説大賞に投票してもいいくらい、に。

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★★★★★
2008/06/16 22:59
祠評価:★★★★★★

ヒトの平均から、外れることは、どんなコトでも、どきどきするよね。  それが、こと、恋愛に関係するのなら、なおさら……  凝り固まったコンプレックスから、たちなおる為の。  とても素晴らしい方法のヒントが、読んだヒトにわかります。 短いけど、読み応えありました。 ぜひ、読んでみてください。

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★★★★★
2008/06/06 23:36
祠評価:★★★★★★★★

とても読ませる文章に、感動しました。  最初は、上手い文章に後押しはされているものの。  基本は、恋愛モノの王道のような作品で、親友が恋敵ではないだけ、マシかな……程度に読ませていただいたのですが、とんでもない。  確かに、王道は王道なのですが、あちらこちらに張られた伏線の無理の無い回収と。  僕が読んできたものでは、多くみられた百ページを越えると、たるんでくるような感じも少しも見られず、ほぼ一気につっぱしって読めるパワーを持つ、すばらしい作品です。  コレだと、ランキング上位もわかるなぁ、と感心して読ませていただきました。  僕自身、文章を書く上で、とても勉強になりました。  恋愛モノはちょっと……という方にも、もしかしたら手ごろな感じかもしれません。  面白いので、是非どうぞ。

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★★★★★
2008/06/03 10:05
祠評価:★★★★★★

読みやすい文章に後押しされた、独特な世界観で最後まで無理無く読めました。  グロさの表現としても。  あっさり仕上げで別に、身構えなくても読めました。  作品に程良く解け込む程度です。  病理解剖と言う形で、実際に人の内臓を見ている僕は、最近。  多少グロの許容感覚が、ヒトとはズレているような気がしてはいるのですが(汗)  それでも多分、大丈夫だと思います。  透明人間世界と臓器に対する描写不足。  伏線に対する答えが、僕的には納得いかなかったので★は抑えてありますが。  リアル世界の片隅に実際にあるような全体的な世界観と。  主人公の悲しみが伝わる、独特な雰囲気がとても良い作品です。  始めると一気読みになると思います。  時間のある時に、是非。  まとめ読みをお勧めします。

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★★★★★
2008/06/02 22:44
祠評価:★★★★★★

たった7ページの小品ではありますが、とても読み応えありました。  世界が滅びてゆく話は、僕のツボで。  今までプロ、アマ問わず、色々と読ませていただきました。  しかし。  こんな風に滅びてゆく世界は、未だかつて無く、特に最後の一ぺージは、絶品です。  僕の好みとしては。  主人公の年齢設定に問題がみられると判断したため、★は抑えてありますが、一読の価値は、十分にあります。  どうぞ、皆様是非、お読みください。

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★★★★★
2008/05/31 16:14
祠評価:★★★★★★★★

美しく流れるような文章と。  主人公に襲い来る哀しみが、読む人々の心を打つでしょう。  吸血鬼をモチーフにした物語として、とても良い作品だと思います。  大きな物語の一部、として★の数はこれでも抑え気味ですが、エンターテイメント性に非常に富む作品です。  この作品は、面白いです。  皆さん、是非読んでください。

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★★★★★
2008/05/29 13:58
祠評価:★★★★★★★

たぶん。  物語を書いた事のある人ならば、一度は抱いたことはあるかもしれません。  ふと。  自分を振り返る時を。  何のために『書く』のだろう。  どうして、自分は、こんなにも、長い時間を使って書き続けるのだろう。  ふと、初心に帰る気持ちになる作品だと思いました。  今までのさかたるいさんの雰囲気とは、また別ですが、とてもよい作品です。  是非、皆さん読んでください。

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★★★★★
2008/05/29 13:49
祠評価:★★★★★★★

テーマ性豊かなすばらしい作品です。  最初の方は、もしかしたら読み辛い部分があるかもしれません。  しかし、中盤から後半見事に花開いた物語は、誰もを魅了するでしょう。  目を閉じると、美しい映像の浮かぶ心優しい作品です。  僕は、自信を持ってお勧めします。  どうぞ皆様、読んでください。

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★★★★★
2008/05/29 10:26
祠評価:★★★★★★

禁断の愛は、甘くしびれるような味がする。  心に何らかの傷を抱えているような主人公たちが甘く、切ない物語を紡ぎます。 短編ですが、読み応えあります。 どなた様も、是非、どうぞ。

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★★★★★
2008/05/26 16:26
祠評価:★★★★★★

やわらかい音楽の調べにのせて。 穏やかな二人の時間がゆっくりと過ぎてゆく。 読んでいると、そんな景色が『聞こえて』くるようです。 愛してる、なんて。 好き、なんて。 言葉ではとても表現できない…… 素晴らしい作品だと思いました。

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★★★★★
2008/05/13 11:53
祠評価:★★★★★★★★

事実だからこそ。 感じる思いがある。 事実だからこそ。 真剣に聴かないと、いけない事がある。 一人の女性があげたこの『悲鳴』とも感じるこの思いを。 僕は、多くの人に是非知って欲しいと思いました。 大変なことが起きても。 前を向いて歩いていこうとする、この作品の著者に、心からエールを送りたいと思います。

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