―もっと、刺激的な恋を。―

もうすぐ２歳になる娘を主人公にした実話です。 イタズラした時の憎たらしい笑みが可愛い元祖ツンデレさんです(^3^)/

２月３日は、人間の国では節分の季節だが、鬼の国では、人間の国で言うバレンタインと同様、恋の日である。 そして、このお話はなぜ２月３日が鬼達にとって恋の日になったかの、世界中に伝えられていないまた別のお話である。

今日は、僕の誕生日です。でも、とても悲しい日でもあります。 なぜなら、パパが行方不明と知らせを受けた日は、ちょうど僕が生まれた日だからです。 ママは、泣いています。 僕は、一歳になりました。一歳になったばかりの僕は、まだ上手にママを慰める言葉を話せません。 でも、ママの気持ちが伝わってきます。ママの心が伝わってきます。 だから、僕の気持ちは複雑です。 自分の誕生日なのに素直に喜べません。目の前には、美味しそうなケーキがあるのに、一歳になる僕の瞳には、ママの膝の上でママの顔を見上げるだけ。まるで、ママの顔はパパが今にも｢今、帰ったよ。｣と言って帰ってくるのを待っているかのように、呆然とロウソクの明かりを見つめています。 でも、パパはもう長い間帰って来ていません。 パパは、僕がもう少し成長すると、きっと自慢のできるパパです。 僕のパパは、坂本　仁(さかもと　じん)と言う名前の宇宙飛行士です。 そして、一年前。パパに何が起きたのか。 このお話は、パパがまだ生きていたと、はっきりわかる一年前の話になります。

誰もが夢見るプリンセス…。 ここにも、夢見る女の子がいる。 角田 菊子(かくた きくこ)１５歳。高校一年生。 身長１５０センチ。体重６０キロ。 好きな食べ物は、豚の角煮、マヨネーズ。 嫌いなこと、走ること。 そして、恋をした。 デブの恋は、ちょっと変わってる？それとも、胸キュン？

摩訶不思議な赤ん坊が誕生。 指は、長く。真っ白な顔。糸のような目。 宇宙人？ではなく、人間の赤ん坊だった。 10月25日、それは産まれた。 名前は、南都 カナル(なんと かなる） 南都 カナルは、不思議な顔。 これから、どうなる？と母は心配したが…。 なぜか？！ 南都 カナルに関わった人たちは、幸せになっていく。 それだけでなく、南都 カナル自身も成長とともに変化がおきる！ (南都 カナルは、何ものか？！） ｢赤ちゃんでちゅけど？！｣