中原 亜依さんのレビュー一覧
作品、読まさせて頂きました。
主人公の高梨千夏は堕落生活を送る父と住み、身なりも十分ではない女の子。
そんな千夏は学校でも不潔・汚いと言われ、ばい菌扱いまで受ける。
冷たい視線、残酷な言葉を受け、千夏自身、自分の存在価値などないと思っている。
そんなある時、千夏の前に俊樹が現れ…
とにかく俊樹の考え方、感じ方、想い方、伝え方、どれをとっても強さと愛を感じる作品です。
もし同じ空間に千夏のような子がいたら、自分は俊樹と同じように手を差し伸べられるかな…
人を容姿や身なり、それらで判断したことはないかな…
様々な他人への“生”についても振り返る、そんなキッカケにもなる作品です。
もし、あなたの前に千夏が現れたら、あなたはどうしますか?
是非、こちらの作品を読み、振り返ってみてください!
作品、読まさせて頂きました。
医師に“もってあと1ヶ月”と余命宣告をされた主人公・聡美は生きていた証にと日記を書き始める。
大好きな人との些細な出来事に苦しくなったり、幸せに思えたりとありのままの想いを綴っていく。
また面会に来てくれる弟についても姉としての想いを綴っていく。
それはただの日記かもしれない、しかしラストに待っている文章を見てほしい。
大好きな弟に“幸せになるんだよ”と。
大好きな君に“幸せになってほしい”と。
彼女が綴る想いに胸が締め付けられる、そんな作品です。
彼女が綴る想いを、どうか読んでほしい。
是非、ご一読を。
作品、読まさせて頂きました。
見た目は格好良い部類、でも目立つタイプではないユズキに想いを寄せている主人公・ハシノ。
ユズキは自分の目にコンプレックスを抱いているが、ハシノはそんなユズキの瞳が好き。
二人はある一件から少しずつ距離を縮めていき、彼の視線を感じる度に、彼の瞳に映りたくないと思ってしまうハシノ。
それは、何故か、それは作品を読んで自分の瞳で見つけてほしい、自分の心で感じてほしい。
友達、異性、様々な悩みを等身大で描かれていて、すごく共感できる作品だと思います!
読後は瞳に映りたくない理由も分かり爽快感、また2人から漂う幸福感を味わえると思います。
オススメです、是非読んでみてください!
作品、読まさせて頂きました
『その一枚』シリーズ第三弾である、こちらの作品は翔吾と涼子が大学四年、卒業を控えた時期が舞台。
2人の付き合いは順調に見えるが、実は夢や好きなものに真っ直ぐ向き合い、突き進んでいく涼子にいつしか引け目を感じている翔吾。
自身にも夢、好きなものがあった、しかし成長するにつれ、夢を信じること、好きなものを仕事に繋げることに、自分自身の限界を感じてしまう彼は迷いに迷う…。
自分の能力に限界を感じ、思うように動けない時、こちらの作品をオススメしたい!
何故なら迷う彼に、親友や部長の言葉が響いたように、あなたの胸にも響くものがあるはず!
是非、読んでみてください!
まずは、完結おめでとうございます。
『君のために歌う歌』の登場人物である高橋と郷愛に重点を置いた、サイドストーリー。
終始、高橋(男性)視点で描かれ、高橋が郷愛との日常を語る。
特別、特殊、そこにいるだけで笑いを生み、どこか不思議な郷愛との過ごす日々は毎日飽きない。
高橋の心の声に笑えたり、郷愛との掛け合いが微笑ましく、やはり笑ってしまう作品。
でも、そんな郷愛が突然素っ気なくなる。
高橋にサプライズを用意している郷愛だが何も知らされていない高橋は不安が募る日々…
そのサプライズを知った時、それは大きな喜びと感動を生む。
そして、彼女と過ごす、何気ない日々こそ幸せな毎日なのだと、改めて気付かされる。
高橋が気づかされたこと、でもそれは読み手一人一人にも大事なことだと思います!
笑えて、感動できて、大事なことにも気付かされる、そんな作品です!
是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
主人公の葵は学年1のアイドル的存在の三浦君を遠くから見つめるだけの恋をしている女の子。
三浦君を想う気持ちは段々に募っていくというのに、三浦君の嫌いなものに自身が当てはまっていることに気づき、変わろうと努力をする葵だが…。
好きな人の為に変わろうとする想いに共感出来る作品です。
変わった姿で想いを告げる、その返事にも希望がある返事で、試合の後、二人の関係はどうなるのかな、こんな二人になっていたらいいな、と読後も楽しめる作品です。
短編で読みやすく、共感もでき、妄想でも楽しめる作品、読んでみてください!
作品、読まさせて頂きました。
過去に男性に傷つけられ、男性と関わることを避けてきた主人公・憂。
そんな憂は高校の入学式で、些細な優しさを見せてくれた章を意識する。
しかし章には過去に彼女を事故で失うという経験があり、未だなおその彼女を忘れられずに想い続けている。
そして、もう一つ明かされる真実。
それらのことで想っていてもいいか悩む憂が下した決断は…。
最初の入学式での一件に胸キュンさせられたことさえ忘れさせてしまう程に、後々の設定は切なかったです。
しかし切なくも、悲しくもある恋なのに、過去を乗り越え、また人を好きになれたことが何よりも嬉しい。
きっと過去さえも忘れさせてくれる人は必ずいるのだと思えた作品です。
切ないけど、前進できた彼女を見てみてください!
作品、読まさせていただきました。
教室の隅で過ごし、目立たない存在に徹している主人公・涼子。
そんなある日、一枚の写真と出会い、そしてそれを撮影した人と初めて会話をする。
“話下手”という第一印象の彼、しかしそんな彼と過ごす時間の中で、彼女は大切なことに気付いていく…
本当は自分の好きなことを理解しているにも関わらず、そのことと向き合う勇気がでない涼子に“好きならそれでいいじゃん!の言葉はあまりにも真っ直ぐで、そして胸に響きました。
二人の想いを伝えあう瞬間も本当に素敵でした。
一歩を踏み出す勇気と、二人過ごす時間の中で築いてきた、“好き”という想い…。
是非、作品を読んで勇気をもらってください!
そして二人過ごす、温かな時間を読んでみてください!
作品、読まさせて頂きました。
不良リーダーの霧島理人は高校の入学式に向かう途中、一人の女子・鳴瀬咲希と出会う。
咲希は純粋かつ色々なことに鈍感な女子。
最初こそは理人の外見に驚く事もあったが、接していくうちに相手への気遣いだったり、仲間想いなところや人情があって義理堅いところを知り、心が変わっていく…。
こちらの作品、理人の咲希への一途な想いは勿論のこと、女同士の友情愛、仲間同士の思いやりだったり、様々な愛を感じ取ることの出来る作品です。
読んでいて、登場人物達の相手を思いやっての言動には涙も出てくるほどでした。
甘々なシーンもあり、泣けるシーンもあり!
本当に自信を持ってオススメします!
是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
語り手は、恋を知らないナイトな女の子。
本当は誰かのお姫様になって、王子様から守ってほしい、そう思っているのに。
でも強がりな自分はお姫様になんてなれない。
強い人間だからお姫様を守るナイトだと言い張る。
でも出会ったとき、ナイトはお姫様に変わる。
守ってくれる王子様に出会ったとき、女の子は誰でもお姫様になれるのかもしれない、そう思わせてくれる素敵な作品でした。
素直な思いと願いが綴られた作品、是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
主人公の江梨花は32歳、結婚して10年を迎えた夫と離婚したばかり。
戻れるなら結婚式からやり直したいと思っていた。
そんな彼女が次に目覚めた時、なんと彼女は惚れ惚れするウェディングドレスを着ていて…。
でも新郎は離婚した夫ではなく、それは…。
物語の中で垣間見る太一の優しさ、そして愛情を感じる度に結婚とはなんだろうか、結婚生活を維持していくのには何が必要なのか、それを考えさせられる作品でした。
結婚する前は当然と思っていたことも、実はとても大事なことであると改めて気付かされました。
また夢と現実が交差した時、今度こそは幸せになってもらいたいな、と思いました。
切なく、ちょっぴり不思議な作品。
でも太一や宝田君の優しさや愛情が伝わってきて、心温かくなる作品です。
是非、ご一読を!
まずは完結おめでとうございます。
主人公の星羅は成績優秀・運動神経抜群・美人と誰もが欲しがるものを持ち合わせている女の子。
それ故に彼女はミスと呼ばれ、中心人物だった。
そんな彼女の欠点を挙げるのであれば本当の愛、そして友情を知らないこと。
しかし、それは転校生の絵里花がやってくることで、彼女の地位も周りも劇的に変化していく…。
ほんの少しの嫉妬や疑いからイジメへと発展していく中で、彼女達が強く、優しく、逞しく成長をしていく姿を丁寧かつリアルに描いた作品です。
イジメって何か。
本当の友達って何か。
この作品を読むと、自分なりの答えに出会うことができると思います。
私はこちらの作品を読み、人は出会うことで成長していくんだな、と強く思わされました。
皆さんはなんて思うでしょうか。
是非、読んでみてください!
作品、読まさせて頂きました。
主人公の間宮さくらは成人式に参加する為、故郷に戻ってくる。
成人式に参加、でも彼女の本音は中学時代、告白をしてきてくれた人に返事をすること。
もちろんその彼も参加していて、でもそこで知る彼のおめでたい話…。
あまりの切なさに涙なしで読むことが出来ない、作品です。
短篇作品ではありますが、心理描写もしっかり描かれていて物語の世界観に引き込まれていく、そんなことを実感できると思います。
手紙、そして列車でのやり取り、切ない想いでいっぱいになりますよ、きっと。
是非、ご一読を!
詩、読まさせて頂きました。
まるで核心に迫るかのような問いかけをする詩には、何故だろうと突き止める自分がいる。
恋の一瞬一瞬を大事にしようとする詩には共感を。
恋と愛の違いが出た時は納得と自分は相手に対して恋の領域か、それとも愛の領域か立ち止まらせられ。
読みながらその問いかけ、言葉を自分自身に取り込む、そんな自分を発見しました。
様々な想い、そして感性に溢れた詩集、きっとあなたのお気に入りも見つかると思います。
ちなみに私は『恋詩』・『手のひら』です。
是非、皆さんも見つけてください!
作品、読まさせて頂きました。
『この写真、きれいだね』
その一言をきっかけに奥手な和中君と木ノ内さんの放課後、特別な時間が始まる。
共に過ごす時間、お互いを知り合う中で理解し、応援し、気付かぬうちに想いを膨らませていく、まさに青春を描いたような作品です。
木ノ内さんからの手紙には心がキューとなる程に切なくて。
奥手な和中君が自分の想いを自覚し、伝えようとする姿には主人公の成長を感じます。
短いページ数の中に青春と成長を描き、また想いを相手に伝えることの大切さを改めて教えて頂いた、そんな作品です!
是非、読んでみてください!
詩集、読まさせて頂きました。
色々なテーマで描かれた詩集、それはまるで心に響くような唄のようでした。
私は中でも『キボウ』がお気に入りです。
その一節に『風船はしぼんでなお飛んでいるじゃない、だってまだ空気残ってるんだもん、君はソレをつぶすの』とあります。
気持ちが沈み、諦めようと考えていた時に、この箇所を読んだ時、諦めちゃダメだって、励まされ、活を入れられ、背中を押されたようでした。
ふと心に響き、サラリと気持ちを変えていく。
それが出来る詩集だと思います!
お試しあれ、とコメントを付けられる詩集、是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
こちらの作品では様々な花言葉が登場し、花言葉を用いて鮮やかに描かれた詩を読むことができます。
花言葉や花に興味がある方はもちろんのこと、何よりも文章が滑らか且つ綺麗なので胸にスッと入ってきます、オススメです。
私は作中の『大事なものはいつもそうかくれんぼが好きなのさ』という言葉が好きです!
表現の仕方も工夫されていて、こんな言い回さしいいな、こんな風に言えるのか、など発見がある作品だと思います。
是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
仲良かったはずの友達、でもいつしか彼はイジメのターゲットとなり、いつしか自分がイジメる側の人間になっていた。
本当は嫌だ、でももしイジメるのを止めると言ったら、今度は自分がターゲットになるかもしれない…現代のイジメを反映している作品です。
学生なら学校、いつの間にかその場所だけが自分の場所だと、世界だと思いがちです。
そんな時、自分をころすな、てめぇの人生てめぇのもんだろ、世界は広いと説教する兄の存在が素晴らしく、また胸に響く言葉ばかりです。
自分の場所、世界、つい狭めたものになりがちですが、視野を広げる大事さを得た作品でした。
すごい大切なことを伝えてくれる作品、是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました!
冒頭部分で“ずっと一緒にいよう”と約束を交わす夏弥と恒汰。
恋人の約束、でも彼はその約束を守れなくなってしまう。
何故なら彼は…
大切な人が嘘をついた、でもそれは相手を思いやったからこその嘘。
その嘘を理解出来ても、彼がこの世界から居なくなることの理解は出来ない…切なさ、悲しさが短編でもひしひしと伝わってくる作品です。
是非、ご一読を!
作品、読まさせて頂きました。
高校生になった知愛は、桜が綺麗に咲いて、見えるスポットを聞き、桜を見に行く。
桜を鑑賞していると、一人の男の子と出逢う、それは偶然、でも運命的なものを感じ取る知愛。
二人の出逢いは偶然か、必然か…
とてもほのぼのとした作品でした。
2人が出逢いを運命だと思い合っている姿が微笑ましく、そんな風に想い合える2人が羨ましいです。
きっと、この2人はいつまでも一緒にいられるんだろうな、と、2人のこれからを明るく、楽しく空想してしまいました。
温かくて、微笑ましくて、運命の出逢いを感じる作品、是非、ご一読を!