雪涼さんの作品一覧

今さらなのよ!
雪涼/著

総文字数/56,788

恋愛(ピュア)109ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
春川かすみは一見普通の高校生。 しかし、本当はみんなに誇りたい特異な運動能力があったのだ。 小さい頃から両親からはその高い運動能力のことは他人に自慢したりしてはいけないと言われ続けていたので、少し運動が得意な女の子として過ごしていた。 そんなある日のこと。 あるデパートで子どもが複数人人質にとられるという事件が起こった。 デパートのすぐ近くにある商社からお昼ご飯を後輩におごってやることになった山野辺隆祐はその日運が悪いと連呼しながらデパート内の飲食店目指して歩いていた。 そしてたまたまおもちゃ売り場の横を通り過ぎたところで、犯人と遭遇してしまうのだった。 「なんて運が悪いのだろう・・・」そうあきらめかけた隆祐の手に突然のメモが握らされた。 「3秒後にジャンプしなさい。」 そう書かれたメモを信じて跳び上がる隆祐。 ジャンプした途端に犯人へと自分の体が魚雷のように突っ込んでいく!
虹が見えたら
雪涼/著

総文字数/137,169

恋愛(その他)170ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
大きな森を抜けるとかわいいおうちがありました。 森はどんな動物がいるのか?お化けがいたのか? そんなことぜんぜんわかりません。 とにかく森を抜けたところから夢は始まるのです。 おうちにたどり着いたらなぜか私はびしょぬれです。 雨に濡れたのか、途中で池におっこちたのかもわかりません。 とにかくびしょびしょでおうちに着きました。 けれど、寒くはありません。 おうちにはいつでも入ることができ、着替えもお風呂も自由に入れるからです。 お風呂から出たらきれいなドレスに着替えてディナーを食べます。 外は明るくてもディナーなのです。 ディナーはイケメンで長身のコックさんが心をこめて作ってくれます。 ディナーが終われば、イケメンで優しい王子様との楽しい時間。 お話をしたり、踊ったりして過ごします。 そういう日常があればいいな。
開かない扉
雪涼/著

総文字数/74,412

ファンタジー87ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
土の上に寝転がって空をながめると、数えきれないほどたくさんの星が見える。 そして、時には流れ星も降ってくる。 いくつかの流れ星を見送っているうちに、私は今どこにいるのかがわからなくなってしまう。 そう、土の上で寝てるはずなの。 けれど、飛び起きて、周りをみればそこは、土の上ではなく、全体が光った舞台の上に人がひとり通れるくらいの扉が1つあるだけ。 さぁ扉を開けて・・・。 扉に手をかけて、扉を開けようとする。 けれど、私の目の前の扉は開かずに、私は扉を目の前にして、落ちていく。 声も音も聞こえない時間が過ぎていく。 そして、扉を開けそこなってたどりついた世界は私の新たな未来を創り出していた。
元気あげます!巴里編
雪涼/著

総文字数/112,583

恋愛(その他)126ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
水口ひかるは夢を見ながらパリへ来ました。 小さいながらもおいしいケーキとパンを出せるお店を経営してみたい。 人を癒せるお店が経営できたそのときには、婚約者である三崎千裕のプロポーズを受けるにふさわしい女になっているはず。 グチはこぼしても、泣きごとは言わない、努力と根性と愛情の物語。
元気あげます!
雪涼/著

総文字数/123,994

恋愛(その他)143ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
水口ひかるは18才の誕生日に何もお祝いしてもらえませんでした。 それはとても家が貧しかったからです。 お父さんは以前は小さな町工場を経営していたのですが、不景気で工場は倒産して借金が残り、お兄ちゃんと私との2人兄妹もバイトをかけもちして借金返済にがんばる毎日でした。 先週、突然お兄ちゃんが失踪してしまい、そのまま行方知れずです。 そして、お父さんは私にこう言いました。 「明日、おまえをさるお屋敷に奉公に出すからしっかり稼いでくれ。 もう父さんはおまえだけが頼りなんだ。」 職につけなくなったお父さん・・・もともと高血圧で通院していた人なのに、通院もなかなかできなくなってしまって、寝込んでいる日も増えてしまいました。 「お父さん、私がんばって働くから。元気になってね。」 そう、私は元気だけが取り柄なんだから・・・。
pagetop