鳴山ツキさんの作品一覧

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 真面目なことだけが取り柄だと思っていた。問題がわからなかったらみんな私に訊いてくるし、実際それに答えられていたから。  『優等生』であることが、私の価値なのだと思っていた。  ――でも、そうじゃないとしたら? 「夜美子、今日も可愛い! 結魂しよ!」 「夜美子ー。疲れたからチューしたーい!」 「……夜美子しか、お嫁さんにする気ないから」  貴方のおかげで、なんだか毎日楽しい気がする。 「……大好きだよ」  ほら、この言葉が欲しかったんだよね。
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