加藤あんさんの作品一覧

パリ、あるいは、市場への一歩

総文字数/39,110

青春・友情8ページ

第10回野いちご大賞エントリー中
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「貝は、死んでも形が残るから好きよ」 舞台は静岡県の御前崎。 海に面した静かな町で、小さなカフェ「灯台」を営む老人・白洲と、絵を描くことに迷いを抱えた若い女性・青井を中心に、人が抱える孤独と再生の気配を静かに描く。
手芸部糸島の推理

総文字数/68,313

ミステリー・サスペンス7ページ

第10回野いちご大賞エントリー中
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 シャーロック・ホームズは言っていた。 「人生という無色の糸の束には、殺人という緋色の糸が一本混じっている。ぼくらの仕事はその糸の束を解きほぐし、緋色の糸を引き抜いて、明るみに出すことなんだ」と。  違う。  私はほぐすのではなく、紡ぎたいのだ。  糸を解くのは、どこか悲しい。  誰かの痛みや嘘を暴くことに似ている。けれど、紡ぐことには希望がある。見えない心を形にし、想いを布に織り込んでいく。  それが私――糸島綾の、やりたいことだった。  針と糸で心を結び直す、やさしい手芸部ミステリー。
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