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作品一覧
私を傷つけないで。
mizuki
/著
総文字数/0
恋愛(ピュア)
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「「デブ!デブ!」」 小5の私はある男の子から悪口を言われた。でも私はその子に恋をしてしまった。 「結月〜!放課後学校でバレーしない?」Mちゃんはニコニコの笑顔で私をバレーに誘った。「いいねー!俺もしたい!行ってもいい?」 そう。この男は悪口を言ってきた相手。都和だった。 私は嫌だった。また何か言われるんじゃないか。そう思った。だけど親友のYがいたから私はなんとか勇気を振り絞り放課後の学校に行くことした。 「「F〜!」」「「はいはいはいはい」」「「こっちにパスパス!!」」バレーが好きな男女友達でバレーをしていたMちゃん。 私はYと都和と都和の友達K君と泥遊びをしていた、。子供っぽい遊びだと思ったがなぜか楽しかった。なぜならYの一言で私の運命を変えてしまったから。 「結月と都和って友達なの?」Yがいきなり聞いてきた。私は都和が嫌い。「「デブ!デブ!」」その言葉が頭をよぎる。 「私は友達だと思ったこと一度もない。」 春の暖かい風が冬のように一気に凍りついた。「俺ずっと結月と友達だと思ってた。」「俺、結月と友達になりたい。お願い。」 少し涙目の彼は私に言った。 「わかった。友達になってあげる。よろしくね」抵抗はあった。それにものすごく怖かった。その瞬間。バッと握手をしよう!というウルウルな可愛い目。いつもは見せない表情でこっちを向いた彼。その手を取り合った瞬間から私の心がガラッと変わってしまったのかもしれない。 「おはよ!結月!」元気よく挨拶をしてくれるY。私が挨拶を返そうとした瞬間ドアから都和が入ってきた。眠そうな顔とろんとしてる目髪の毛は寝癖だらけ。「「あれ。なんであいつのこと目でおってるんだろ。」」 そう。私は彼に恋をしてしまったのだ。 「よーし!席替えするよー!」私の苦手なタイプの担任の先生がそう叫んだ。春から中学生になった私は都和と同じクラスになることができたのだ。私は廊下側の1番前。都和は窓側の1番前。「「だいぶ離れちゃったなー」」 「みっちゃーん!近いね!やったね!」と私をあだ名呼びで呼んでくるTちゃん。Tちゃんは都和とすごく仲がいい。告白されたこともあるんだって。それでからかもしれないが授業中都和とTちゃんは斜めで遠くても話していた。私は嫉妬した。「「なんで。やめてよ。「こんなに胸が苦しくなるのは初めて。」お願いやめて」」
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