yomogi__☆さんの作品一覧

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彼等とは 一体何時から違ったのだろうか。 あの引き金を引いたのは誰だったか。 それとも、必然的にそうなる定めだったのか。 私はもう何も出来ないのだろうか。 このまま何も出来ずに、辛い思いをして終わるのだろうか。 覚えてるのは、 「もう、いいんだ」 そういって儚い笑顔を見せた、友人の、鈴木 渚(すずき なぎさ)の泣きそうな顔だった。 しかしそれも一年前。 私と渚は完全に平和に…とはいかないが中々幸せに暮らしている。 そんな折だった。 後期中間テスト。 最早そんな言葉も忘れるくらいの事態に陥った。 なんと、文化祭でステージの上から天国にフライアウェイ。 したと思えば。 「麻帆(まほ)!幼稚園遅れるよ!」 何故か幼稚園の頃の自分に戻ってました。 こうなれば、もう、 苦しい過去を撲滅してって明るい未来を作るしかない。 「はーい」 とりあえず幼稚園行かないと。
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