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大和田太陽
/著
総文字数/0
恋愛(ラブコメ)
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0
#青春
#アオハル
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1.プロローグ う・・・うう・・・。 カーテンを開けると目が明かないほどの日が昇っている。 「起きるか」 玉子かけご飯を食べ、歯を磨き、ワイシャツに着替える。高校を卒業してからすぐ町ではかなり企業きいIT企業に就職した。かれこれ六年が経つ。ネクタイを縛るのはもう慣れた。パンパンになったカバンを持ち玄関を後にする。実家暮らしの為貯金はそこそこたまっている。車は軽からアルファードに変えた。乗るの酒屋をしている父。昼ドラが好きな母。だけである。お父さんのおじいちゃん、俺のひいじいちゃんの代から続く酒屋をしている。お父さんの代でつぶれるだろう。無駄にでかい車を買てしまい出勤するときは後ろはガラガラ。エンジンをかけ、窓を開ける。木々は緑に染まり桜の存在など皆わすれているだろう。コンビニによってから会社に向かう。まっすぐ行けば十分ほどで会社に着くだろう。昼ご飯を買うために少し遠回りしてから会社に向かう。 「おはようございます」 そういってデスクに向かう。山のように積まれて資料が俺に挨拶を返してくれた。午前中は資料に目を通して終わってしまった。コンビニで買ったおにぎりを食べ終え、資料に目を戻す。どれくらいたっただろうか。気づくと自分一人になっていた。誰もいないオフィスの電気を消して会社を後にする。 「コンビによって帰るか」 誰もいない車の中で大声で歌いながらコンビニに向かう。曲はもちろんサザンオールスターズの勝手にシンドバッドかなり世代ではないが親の影響だろう。サザンオールスターズは日本のビートルズだと勝手に思っている。三曲ほど歌い終わった後。いつものコンビニについた。 買うのはつまみの枝豆、メンマ、あとチャーシュー。ビールは買わない。家にはいくらでもあるから。 「やっとおわったーー」思いっきり腰を伸ばした。長時間椅子に座っていれば腰も痛くなる。 「プルルルル・・・プルルルル・・・。」 電話が鳴る。 またお父さんがつまみ買ってこいって電話かと思った。 ケータイを見るといつもみる”お父さん”ではなく見慣れない番号が並んでいた。間違い電話だろうとおもいながらも電話に出る。
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