第2回日本ケータイ小説大賞・JOYSOUND賞受賞
儚い者たち
- あらすじ
- 高校生の桜木空は、背中に天使のような美しい羽をもち、涙を流す少女の夢を繰りかえし見ていた。ある日、校内で夢の中の子とすれ違い、思わず腕をつかんで「つき合って」と言ってしまう。しかし、その少女・飛龍海羅はまだ思い出にできない過去を抱え、心から笑えず誰ともつき合えなくなっていた。空と海羅の現在と過去が交錯するなか、2人を待ち受ける運命とは一体・・・。
- 著者コメント
- 『儚い者たち』は私にとって、とても大切な作品です。 主人公が傷つきながら過去と向き合って思い出にし、未来へ歩んでいく物語です。 この小説を書くことによって、自分自身の気持ちの整理をしてきました。連載中はたくさんの読者さんに支えられました。 一度、書くのをやめてしまおうかと思ったことがあります。 しかし、完結させたら自分は変われるんじゃないかと思い直し、無我夢中で書き上げました。そのとき、読者さんからの応援が執筆の助けとなりました。 いただいたメッセージを今だに何度も何度も読みかえしています。 私ひとりで完結させられたとは思っていません。みなさんがいたからこそだと心の底から感謝しています。 ホントにありがとうございました。完結したときはすっきりとした気持ちでいっぱいで、「書いてきてよかったな」と思いました。 ケータイ版と書籍版では大きく話が変わったところもあり、その部分もまた楽しんでいただけたら幸いです。 これからもたくさんの小説が書いていけたらいいなと思っています。