死ぬ前に最後に食べたい思い出の味はありますか?
おみおくり食堂で最後のお別れを
[原題]天国までのおみおくり食堂
イラストレーター:
いとうあつき
- あらすじ
- 天国に一番近い飲食店――おみおくり食堂。後悔を抱えて、迷子になった死者だけが訪れる場所。この店に来た人間は、少しだけ生きていた時間に戻ることができる。ルールは三つ。『一、戻れるのは最後の食事時間』『二、どんなことをしても死ぬ運命は変えられない』『三、自分が死ぬことを生者に伝えてはならない』最後の食事を終えたら、死者は再びこの店に帰ってくる。胸に抱えた後悔を手放して――。「さあ召し上がれ」長いしっぽの料理長は、今日もお客が来るのを待っている。おいしくて、切なくて、幸せな、最後の一皿を味わってもらうために。
- 著者コメント
- こんにちは、水瀬さらです。猫が経営する、天国に一番近い飲食店『おみおくり食堂』。この店にやってくる人々の、さびしくて、やさしくて、おいしい物語です。いとうあつき先生に描いていただいた、幻想的でかわいらしい装画とともに、じんわりあたたかい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
優しい奇蹟に感泣
