2019年4月発売の単行本(野いちご)
そのままでもいい。ここにいてもいいよ。
そう認められるのが、こんなにもうれしいなんて。
そう認められるのが、こんなにもうれしいなんて。
心が聞こえるわたしと、音のないきみの物語
イラストレーター:はるこ
- あらすじ
- 志摩は、人の心を読む能力の持ち主。そのせいで、親しい人は作らないと決め、地味な高校生活を送っていた。ある日、自分の動画がSNSにアップされているのを知り驚いた志摩は、偶然その動画を撮った翼と出会い、なんとなく友達になった。難聴をわずらっているのに前向きで純粋な翼にとまどいながらも、どんどん彼の存在が大きくなっていく。そしてとうとう、志摩の能力が翼に知られてしまった。「志摩ちゃんは志摩ちゃんだよ」ありのままの自分を受け入れてくれた彼に心を奪われて…。
- 著者コメント
- 野いちご読者の皆様こんにちは。あさぎです。ずっと誰かの心に寄り添えるような、お話が書けたらと思っていました。これはとある女の子の恋と勇気のお話ですが、あなたのための物語でもあります。どうぞよろしくお願いいたします。