【完】籠球ロマンティック (圓谷愁/著)レビュー

★★★★★

ネタバレ

スカッとする物語

同じバスケを愛する者達の物語。

 相手の息が聞こえる所で戦うスリル、全身全霊をかけた技のオンパレード。

 バスケをあまりよく分かっていない私にも、躍動感が伝わってきました。


 スカッとしたのは、特に人間関係でした。

 年下年上、男と女、更には敵と味方を超えた本音の繋がり。

 罵声や挑発。ダークな口調の中にも、愛情や敬意が感じられ、読んでいてとても心地好かったです。


 小説は文章だけでパフォーマンスを表現しなければならず、純粋なスポーツものは、プロの作家でもなかなか書いていません。

 野いちご様で、この作品に巡り合わせて頂き、本当に感謝です。

葛木一茶
(2014/10/15/07:04)