【完】籠球ロマンティックのレビュー一覧
5.0
同じバスケを愛する者達の物語。
相手の息が聞こえる所で戦うスリル、全身全霊をかけた技のオンパレード。
バスケをあまりよく分かっていない私にも、躍動感が伝わってきました。
スカッとしたのは、特に人間関係でした。
年下年上、男と女、更には敵と味方を超えた本音の繋がり。
罵声や挑発。ダークな口調の中にも、愛情や敬意が感じられ、読んでいてとても心地好かったです。
小説は文章だけでパフォーマンスを表現しなければならず、純粋なスポーツものは、プロの作家でもなかなか書いていません。
野いちご様で、この作品に巡り合わせて頂き、本当に感謝です。
中学時代はバスケで華々しく活躍していた主人公レン。高校に入りバスケを辞めたけど、とあるきっかけからリッコ(巨乳ちゃん!)に勝負をふっかけられ、ストリートバスケとともに輝いた青春がスタートする、というストーリー。
レンのドリブル&キレのある技、戦略を練るリッコ、シュートを決めるハーシー、ここぞという時に必ずキメるマカロン。登場人物みんなが人間としてもバスケプレイヤーとしても個性的で魅力があり、格好良いです!また、様々な過去があった上で、今ストリートバスケにハマり、集った仲間たち。不器用な面もある登場人物たちのロマンティックで輝いた青春にきっと皆様も釘付けになるはず!
バスケには疎い私ですが、迫力と臨場感のあるバスケ描写がとても楽しくて、読みながらストリートバスケの動画を探して見るなど、その魅力にハマってしまいました。
キラキラとした魅力にあふれた素敵な作品です。是非ご一読を☆
元バスケ部、現在不良(見た目は)、何でもそれなりにこなす高校生レン。男子の憧れリッコに出会ったことにより、再びバスケの世界へと引きずり込まれていく。 高校生三人+社会人一人、それぞれの事情により一度は大好きなバスケから離れた彼ら。 けれど、以前とは違う形でも、それでもやっぱりバスケからは離れられなかった。 青春は綺麗で楽しいだけじゃない。 時に辛くて、かっこ悪くて、苦しいもの。 それでももがいて苦しみながらも、夢中になれるものを見つけ成長していく彼らは最高にかっこいい。 鳥のように高く飛べる翼がなくても、本当は誰でも飛べるのかもしれない。 自分らしい、それぞれの方法で。 キラキラと輝くロマンティックな彼らの青春が目の前に見えるようで、夢中になって読みました。 たくさん笑えて、たくさん泣ける。 読み終わった後には、きっと自分自身の青春を探したくなる、幅広い年代の方におすすめの作品。
元バスケ部、現在不良(見た目は)、何でもそれなりにこなす高校生レン。男子の憧れリッコに出会ったことにより、再びバスケの世界へと引きずり込まれていく。
高校生三人+社会人一人、それぞれの事情により一度は大好きなバスケから離れた彼ら。
けれど、以前とは違う形でも、それでもやっぱりバスケからは離れられなかった。
青春は綺麗で楽しいだけじゃない。
時に辛くて、かっこ悪くて、苦しいもの。
それでももがいて苦しみながらも、夢中になれるものを見つけ成長していく彼らは最高にかっこいい。
鳥のように高く飛べる翼がなくても、本当は誰でも飛べるのかもしれない。
自分らしい、それぞれの方法で。
キラキラと輝くロマンティックな彼らの青春が目の前に見えるようで、夢中になって読みました。
たくさん笑えて、たくさん泣ける。
読み終わった後には、きっと自分自身の青春を探したくなる、幅広い年代の方におすすめの作品。
出てくるのは、4人の、バスケを愛する者たち。 リッコという女性が、自分を活かすことのできなかった皆を引っ張り、愛し、大きく成長させていきます... そしてそのリッコ自身も、仲間たちに成長させられる... 主人公は、人を見るのが得意なレン。 それぞれが得意とするところを、バスケにも仲間間の関係にも活かしていきます... 何度も涙しました。 それぞれ皆、様々な過去があって。 その過去があるからこそ、皆の今の人生がある。皆を強くさせている。 もし複雑な過去がなければ、この4人が出会い、キラキラな人生を送ることはなかったかもしれない... 悩んでいるのは自分だけじゃない。 それを隠し、抱えながら生きている。 皆、それぞれ何かはあるんです。 でも、それをどう捉えるか。 4人は、蛇として地を這い、天を目指した。 この作品を通し、たくさんの人にそれぞれの生き方を考えてほしい。
出てくるのは、4人の、バスケを愛する者たち。
リッコという女性が、自分を活かすことのできなかった皆を引っ張り、愛し、大きく成長させていきます...
そしてそのリッコ自身も、仲間たちに成長させられる...
主人公は、人を見るのが得意なレン。
それぞれが得意とするところを、バスケにも仲間間の関係にも活かしていきます...
何度も涙しました。
それぞれ皆、様々な過去があって。
その過去があるからこそ、皆の今の人生がある。皆を強くさせている。
もし複雑な過去がなければ、この4人が出会い、キラキラな人生を送ることはなかったかもしれない...
悩んでいるのは自分だけじゃない。
それを隠し、抱えながら生きている。
皆、それぞれ何かはあるんです。
でも、それをどう捉えるか。
4人は、蛇として地を這い、天を目指した。
この作品を通し、たくさんの人にそれぞれの生き方を考えてほしい。