ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 教室
    • 髪クシャ

    -ーもしあの時に戻れるならば、私は素直になりたかった。


    「ハッピーバレンタイン!」


    私は手作りのガトーショコラをみんなに配っていく。

    ただ、1人だけ特別なあの人にはみんなと違うパッケージで渡すつもりだった。

    でも私はその日、いつまで経っても渡すことが出来ずにいた。

    放課後、特別なラッピングを大事に抱え、窓の外を見ていた。


    「結局、渡せなかった」


    すると教室の扉が開き、意中の彼が近寄ってくる。

    私は顔を赤らめ、紙袋で顔を隠す。

    だがそれはあっさり彼にとられてしまい、睨みつけられる。


    「ったく……おせーよ!」

    「え?」

    「……待ってたんだよ。なのにお前、いつまでも渡さねーし」

    「それは…!」

    「次からは待たせるなよ。来年はお前から渡しに来い」

    「……うん!」


    ーーもし、あの時に渡せていたらこうなってたのかな。

    そんな一生ものの憧れがそこにあった。

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    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 廊下
    • 床ドン

    幼馴染の翔真は三つ年上。高校卒業したのに、夜間高校に入学する私を心配して彼も一緒に入学した。

    「成績優秀賞だったな!偉いぞ!」

    頭をぐしゃっと撫でられる。

    「ちょ、やめてよ。翔真なんてこうだ!」
    「うわっ!ちょ…やめ、ふはははっ!!」

    彼がくすぐり弱いなんて事はずっと前から知ってる。幼馴染だし、それ以上に…。

    「おま、やめ…うわっ!」
    「わ!」

    倒れる、そう思った。気付いたら、翔真が目の前にいた。

    「っ…大丈夫か!」
    「う、うん。」

    床ドン状態…心臓が持たない。

    「…好きだ。」
    「へ。」

    驚いて変な声が出る。告白された…?
    彼は起き上がる。

    「掴まって。」
    彼の手を借りて立つ。

    「…私も翔真が好き。」

    一瞬驚いた顔をした後、彼はにかっと笑う。

    「嬉しい。」
    そう言って私にキスをした。

    「よろしくな。」
    「こちらこそ。」

    彼の手を握って一緒に帰路を辿った。

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    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 屋上
    • 告白

    風が少女の長い髪をなびかせる。

    大きく酸素を吸い込み、少女は下を見下ろすと大きな声で叫んだ。


    「3年A組 高山未来は! 同じクラスの木下 翔くんのことが好きです!!」


    屋上から見下ろす景色はグラウンド。

    学校中の人たちがグラウンドに集まる中、少女はスピーカーフォンを持って告白をした。

    グラウンドで聞いていた生徒たちが色めいた歓声をあげ、彼を全生徒の前に押し出した。

    顔を真っ赤にした彼は近くにいた放送部員から手渡されたマイクをもって、屋上を見上げる。

    少女と彼の純粋な目が混じりあった。


    「3年A組 木下 翔! 俺も、高山未来さんが大好きです! 俺と付き合ってください!」


    その言葉に少女はその場にしゃがみこみ、涙を流す。

    顔を伏せていた間に彼が屋上まであがってきて、少女を後ろから抱きしめた。


    そんな学校での生徒たちによるちょっとした告白イベントの話。

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