すっかり味を占めた私たちは、夜、お父さんがくれたドライフードを食べなかった。 「うん? エビのがいいのか?」 案の定、お父さんは、すぐに干しエビを水槽に入れてくれた。 『夜、一回、頭の大きさ位のドライフードをあげてね』 お母さんの言いつけは何処へやら。 その二日間、私たちは、朝と夜の干しエビを満喫したのであった。