―――家―――



「はぁ…」



ベッドで憂鬱な気持ちのまま横になっていた



~♪



と、急に携帯が鳴った



彩かな?



勝手に一人で帰ったから怒ったかも…



『具合でも悪いの?


先に帰っちゃうなんて珍しい…』



…彩はいつも優しい


責めるわけでもなく心配してくれて



『ちょっとお腹痛くて…』



そんな彩の優しさに甘えてしまう



『えっ!?

大丈夫…?


無理しないでね!』



ポロ…



色々な感情から


私は涙を溢した



彩…


ごめんね……