「まーい!」



「彩!おはよー」



信号の向こうで私に手を振っているのは親友の大野 彩(オオノ アヤ)



頭が良いんだけどレベルを落として私と同じ高校に入ったんだ!



見習いたい…



「今日から高校生だね♪楽しみぃ」



彩が私に近づいて笑顔で言った



「同じクラスになれるかなぁ…」


ちょっと不安



「大丈夫だって!さぁ、学校行こう♪」


そう言って私の腕を引っ張った



まったく…何も考えないんだから…



まぁ…私は彩のそんなところが好きなんだけどね♪