「センパ…イ?」



「舞…!!」



先輩が私を抱き締める



暖かい……




「ごめん……

本当にごめんな……


怖かったろ?」




「そんな…

先輩が悪いわけじゃないですよ…」



「イヤ…

お前を巻き込んだのは俺の責任だ…

本当に悪かった」



そう言って私の頭を撫でた



ポロ…



胸の中の冷たさや恐怖が


溢れ出てきた