先輩が消え入りそうな声で言った



「そいつは関係ねぇだろ……

だから…止めてくれ……」



「そんなのどうでも良いんだよ!

俺はこいつが気に入った


だから襲うんだよ」



いやっっ……!



咄嗟に目を瞑った



すると……






バターーーーン!






遠くでドアを叩き壊す音がした