真由が私の手を取り先生へと近づいた。

え!。

『「痛いよ…。」
小さい私は男の子を追って走っていて転んでしまった。
「麻耶!!…大丈夫?」
男の子は私に近づいてきて…』

……りゅう…ちゃん…
ふと私が呟くと驚いたような顔をして彼が私の方を見た。

え、!?

「…ばかぁ!出雲wたつき先生だよ?りゅうちゃんってwねぇ~先生♪」
私の呟いた言葉に真由も気づきそう言った。

「あぁ~、そうだね。w」
一瞬だが先生の表情が曇ったように見えた……。


「アイツ……。ねぇーちゃんの…」