「いいんだよ、前のことなんて。今、こうしていられることが大事なんだから」
「うん。そうだよね」
哲志先輩の過去が気になると言えば、気になる。だけど、それよりも興味があるのは、今と未来だ。
今が楽しければ良いというその場しのぎは嫌だけど、未来の見える楽しさは大歓迎である。
「俺にとって、麻衣は今はもちろん、これからずっと必要で、大事な存在だよ」
「うん」
必要とされて、大事にされる。真剣な眼差しで言われて、心の奥がギュッと締め付けられて、温かくなる。
「一周17分です。今日は遠くまでよく見えますよ。おたのしみくださいね!行ってらっしゃーい」
学生のアルバイトかな。ふわふわした茶色い髪が印象的なかわいらしい女の子が観覧車のドアを閉めて、にこやかに手を振ってくれた。
ゆっくりと上昇していく。
「うん。そうだよね」
哲志先輩の過去が気になると言えば、気になる。だけど、それよりも興味があるのは、今と未来だ。
今が楽しければ良いというその場しのぎは嫌だけど、未来の見える楽しさは大歓迎である。
「俺にとって、麻衣は今はもちろん、これからずっと必要で、大事な存在だよ」
「うん」
必要とされて、大事にされる。真剣な眼差しで言われて、心の奥がギュッと締め付けられて、温かくなる。
「一周17分です。今日は遠くまでよく見えますよ。おたのしみくださいね!行ってらっしゃーい」
学生のアルバイトかな。ふわふわした茶色い髪が印象的なかわいらしい女の子が観覧車のドアを閉めて、にこやかに手を振ってくれた。
ゆっくりと上昇していく。


