グラスが空になると素早くスタッフが現れて、「お代わりいかがですか?」と聞くから、つい飲み過ぎた。
哲志先輩もほぼ同じ量を飲んでいたはずなのに、足取りがしっかりしている。酔っていないようだ。
「甘える麻衣はかわいいけど、ワインのせいにするなよ」
私の魂胆は分かりやすいみたいだ。でも、今は甘えたい気分。素面だと絶対に甘えられないから。
体はふわふわしていても、頭はすっきりしていて、意識はちゃんとあるから少し厄介だ。記憶を無くすよりはましだけど、ついいろいろ考えて、行動してしまう。
計算高い女ではなかったはずなのに。
「もう眠いです…」
気持ち良い状態で、ぐっすり眠りたい。
「まだ寝かせるつもりはないんだけど」
何ですって?
「でもー、もう眠くてー堪らないですー」
真剣に受け答えをしないで、甘える作戦で行く。
哲志先輩もほぼ同じ量を飲んでいたはずなのに、足取りがしっかりしている。酔っていないようだ。
「甘える麻衣はかわいいけど、ワインのせいにするなよ」
私の魂胆は分かりやすいみたいだ。でも、今は甘えたい気分。素面だと絶対に甘えられないから。
体はふわふわしていても、頭はすっきりしていて、意識はちゃんとあるから少し厄介だ。記憶を無くすよりはましだけど、ついいろいろ考えて、行動してしまう。
計算高い女ではなかったはずなのに。
「もう眠いです…」
気持ち良い状態で、ぐっすり眠りたい。
「まだ寝かせるつもりはないんだけど」
何ですって?
「でもー、もう眠くてー堪らないですー」
真剣に受け答えをしないで、甘える作戦で行く。


