私が蘭とお風呂に入っている間、お姉ちゃんと蓮が敷いてくれたらしい二組の布団はくっ付いている。
私は離そうと敷き布団を両手で掴む。
「離すなよ。何もしないからこのままでいいだろ?」
「だって、近いですよ」
何もしないと言われても…寝返りをした時に触れてしまうかもしれない。
今日1日でどれだけ哲志先輩のことを意識しただろう。
恋愛しないかと言われて、返事を明日まで待つと言われて…意識しないわけがない。
「寝るよ。電気消して」
哲志先輩は布団に入って、背中を向けた。それほど普段と変わらない態度に、言われたことはただの気まぐれなのではないかと思ってしまう。
私だけが意識しているようで、何だか悔しい気分だ。
横になって、リモコンで電気を消した。真っ暗は苦手なので、小さい灯りだけ残す。
私も背中を向けたけど、横でゴソゴソ動く音が聞こえて、体が強張る。
私は離そうと敷き布団を両手で掴む。
「離すなよ。何もしないからこのままでいいだろ?」
「だって、近いですよ」
何もしないと言われても…寝返りをした時に触れてしまうかもしれない。
今日1日でどれだけ哲志先輩のことを意識しただろう。
恋愛しないかと言われて、返事を明日まで待つと言われて…意識しないわけがない。
「寝るよ。電気消して」
哲志先輩は布団に入って、背中を向けた。それほど普段と変わらない態度に、言われたことはただの気まぐれなのではないかと思ってしまう。
私だけが意識しているようで、何だか悔しい気分だ。
横になって、リモコンで電気を消した。真っ暗は苦手なので、小さい灯りだけ残す。
私も背中を向けたけど、横でゴソゴソ動く音が聞こえて、体が強張る。


