記憶が有限な少年も
重病を患った青年も




ここまでお付き合いありがとうございました。お疲れ様でした。
作者の颯希です。


誕生日の御話でした。


煩くて眠れない夜も、朝焼けがなかなか見えない道も、むせかえりそうなほど眩しい1日も、簡単に想像できない葛藤も、かならず、あることでしょう。

それでも未来を諦めない姿に、限りがあっても、高が知れていても、結局は夢を見続けてしまう、そんな、人間の、姿に。

きっと、造り出すことができるはずです。

二度目の誕生日だって、新しい自分だって、近未来の希望だって。


後書きが苦手なわたしはそんな頼りない祈りを後書きに代えるのでした。



親愛なる あなたへ

お誕生日おめでとう




雪空の天辺から希望を感じて

           20140207 颯希