履歴書





今回は普段以上気を遣ったんだけどな
また同じ過ち犯さないように
でもそれは貴方に一欠片も届かなかったんだ
これも私が悪かったのかな
偽った姿も否定されて
更に繕って偽った姿も否定された
誰にも相談しない独りよがりな私が
誰かに助けを求めようとするんだから
私は重傷だ
そんな私に気付いてくれたとしても
私はどうすればいいのだろう
泣き叫べば迷惑
口下手な私の言葉では伝わらず迷惑
態度で示すだけじゃ迷惑
だから私は平然を装う
それが私の特技だと自信を持って
言えるのだから
平然を装うのは誰より上手いだろう
だから誰も私の心の痛みに
気付くはずがない
自分で偽ったはずの自分が傷ついて
また誰も壊すことのできない壁を
また一つ増やしていく
思いに思った後はこんなにも
冷静になれる事を改めて知った
冷静と云う言葉は正しくないかもしれない
例えるのならばこのまま
私の瞳が映す全て砂漠のように
消え去るようなそんな感覚
そのまま私ごと消してくれるのなら本望
さて、また頑張って次を目指すなんて
結果を知ってしまった今
その言葉を口にするのは無意味だろう