「純麗、今日も行く?」 「勿論!!」 「そうこなくっちゃ!!」 メイクを直しながら、移動するってどうなの? と思いながら、私は階段を上る。 昼休みは、学食か屋上ってのが定番。 今日はコンビニでパンを買ったから、鏡と睨めっこしている瑠伊(ルイ)と屋上へ向かっていた。 「やっと、屋上で食べれる季節が来たよね」 「だね」