「明音ちゃーん、ご飯よー!」 「あ、はーい!」 下から聞こえる京子さんの声に、制服を脱いでいた私はそれを急ぐ。 「黒崎咲月には絶対に関わるな」 「コウは咲月くんを知ってる…ってことだよね」 もしかして、中学時代―コウがヤンキーだったときに、何かあったとか? 「コウ、相当荒れてたからなあ…」 それも、相当強かったみたいだし。 …もしかして。 「咲月くんに負けたことがある、とか…?」