教室にまっすぐ帰るのもいいけどここまで来たんだから職員室から一番近い図書室にいこう。


うわっ!めっちゃ静かじゃん…。


誰かいないのかな?


うーん…。誰もいないな。


誰もいない図書室って怖いかも。


もう出よ。


「あれ?姫織ちゃんじゃん。」


声のした方に目を向けると赤髪でつり目で…カッコイイ人がドアの近くにもたれていた。


「今日はあの金髪のヤツは一緒じゃないのか…。
姫織ちゃん少し話いいかな?」


なんか最初の方ボソボソと言っていたけど何て言っていたんだろう。


まぁ話くらいならいっか。

「いいよ♪話って何?」


これが後悔する事になるなんて今の私は知らなかった…。