そして休憩時間。 あたしはタオルとさっき作ったお茶を部員に渡して行く。 もちろん…この人にも。 「さんきゅ、風香。」 …天野君って…そういや、どんなに大変な練習をした後でも笑顔で受け取ってくれるなぁ… ……… 「なに?俺の顔じーっと見ちゃって。」 ハッ! 「いや⁈別に…ちょっとボーッとしてただけだから!」 うっ…やば… 変に思われた? と思ったけど…天野君はさほど気にしてないみたいだった。