キミ色で染まるキャンバス



………って、なんで俺は何思ってんだ……?


彼女とはついさっき会ったばかりなのに…


不思議と彼女の知らない部分を知りたい気持ちになってる……



神崎さんは言葉に詰まって俯いて泣いていた



俺は隣に座って神崎の背中を摩(サス)った



暫しの沈黙…



タイミングを見計らって神崎さんに話しかけた