そして避難の声が上がる
それに加え俺に追い打ちをかけるように
美琴が・・・

「ごめん・・・ひっく・・・迷惑だよね
ぐすっ・・・謝るから・・・ひっく・・・許して・・・?」

「ぐ・・・ぐぐぐ・・・
だー!!わかったよ!!
今のは俺が悪かったよ!!
すまなかった!!」

そう言うと美琴は花が咲くように
可愛く笑った・・・

ドキッ!

え?なんだよドキッて
なんでこんなにドキドキしてるんだ?
走ってもいねえのに・・・
変なの




さて、やっと終わった
なんかすっげえ疲れたし帰ってすぐ寝るか・・・
ふと思い出して俺はケータイを開けアドレス帳を見た
そこには中学の頃の友だちと家族の連絡先
そして今日新しく登録された美琴の連絡先がある
アドレスを交換しようと迫ってきてまたさっきのことに
なってしまうのは面倒だから
大人しく交換した