それを見た北沢くんは、アンちゃんの頭をお尻に持っていき袋をかみ切らせると、みずみずしい息をした子犬が袋から出てきた。 「おい、ハサミと消毒、それからスポイト」 「はい」 ハサミと消毒とスポイトを渡すと北沢くんの手慣れた手つきに唖然とする。