わたしはポケットから携帯を取り出し時間を確かめる。 「ヤダ、時間無い」 「だから俺もだ」 「きゃぁぁぁ!?」 北沢くんは、わたしのカラダに手を回し軽く抱えバイクの後ろに乗せた!? 「ヤダ下ろして」 「黙ってろ、ヘルメット」 後ろに乗らされた、わたしはヘルメットを渡され... 「行くぞ」 「ちょ、ちょっと待ってよ、送ってもらうなんて一言も?」