小さなルルナくん。



「僕、名前は?」


「………」


さすがにルルの名前を使う訳にはいかないから


何か適当に名前を言わなきゃ!


ルル…とりあえず何でも言って!



「…安藤……ルナです…」


ルナ………?


「ルナくんかぁ。お兄ちゃんにそっくりなんだね」


春馬はルルの頭を優しく撫でた。



…はぁー……何とか誤魔化せた。


ルナって名前にするなんて。


結局、ルルも一緒にいるのかぁ………