小さなルルナくん。




それで、手作りお菓子を食べてほしい。




「あ、あの…好きなお菓子って…ー」



と、言いかけた時………




「柚、ここにいた」



えっ………?


ま、まさか…この声………。



何かフワッとしたものに優しく包まれた。



っ………!?


その何かに気づくのに少々ためらった。